語学研修日記?!

オーストラリア語学研修4日目

 本日(1月10日)もホストファミリーの送迎でスタディーセンターに集合してくる生徒たち。昨日よりも自然にコミュニケーションが取れているようで、笑顔が増えているように感じます。生徒たちが毎日書いている日記からも、落ち着いて聞いてみたら簡単な単語を選んで話してくれていることに気づき、気が軽くなったということ。またある男子生徒からは、なかなか表情には出せていないけど、楽しんでいますというコメントも。授業中や仲間がいるときは、まだお互いの表情を伺ったり、周りの反応を待ったりする様子も残っていますが、少し自信がついてきたのかリアクションは徐々に大きくなってきており、また自分一人の環境となるホームステイ先ではたくましく頑張られているようです。

  午前は昨日同様Shane先生の英語クラスから。アイスブレイクとしてゲームからスタートするのですが、ここでもホームステイ先で使える表現を織り交ぜてくれており、連想ゲームで「remind me of ~」の表現を使えば、「これはファミリーとの会話で使えるよ!」といった感じでヒントをくれたり、ウィンクなどの非言語コミュニケーションもゲームを通して学びます。ステイ先での会話やコミュニケーションの場面で使える表現がたくさんあったので、ぜひ生かしてほしいと思います。またアイスブレイクの後は午後訪問するボンド大学のこと、そして学生に何を質問したらよいのかなどを確認しました。

アイスブレイク

 

 そして午後はいよいよ大学訪問です。ボンド大学はオーストラリア初の私立大学で学生数は4000人程度と、こちらでの規模としては小規模な大学となります。しかしながらその教育レベルは高く、世界で最も優良な小規模大学の上位にも位置付けられています。ここではこの大学で学んでいる学生の案内でキャンパスを見学しました。ビジネス、医療、建築学、アートなどの学問別のビルはもちろん、カフェテリアや図書館など、5名の学生が来てくれ、ざっくばらんに質問などしながら見て回りました。途中、創立者2名の銅像を見学したグループからは、日本人(高橋治則氏)が創立者の一人ということがわかり驚嘆の声があがります。ここへ案内してくれたブラジル人留学生からは、日本人とも縁が深く、それ故に日本人留学生も多いということを説明いただきました。生徒たちも本格的な留学ということはあまり考えたことはなかったようですが、この美しいキャンパス、そして環境には感動し、憧れも持ったようです。またさらに自分と同じく第二言語として英語を学んだはずの留学生の流暢な英語にも驚いていました。自分と少ししか年が変わらない大学生たち、目標を持って学ばれている姿勢はきっと生徒たちにも響いたものと思います。

ボンド大学にて

 

 明日・明後日は生徒たちお待ちかねの休日となります。帰りの駐車場でビーチに行こうと計画を練っている姿も見られましたので、各々ホストファミリーと良い時間を過ごしてくれるものと思います。また月曜日にさらに交流を深め自信をもった生徒たちに会えるのを待ちたいと思います。

 それでは本日の報告は以上とさせていただきます。

(次の報告は月曜のプログラム終了後となります)