語学研修日記?!

オーストラリア語学研修9日目の様子

 オーストラリア語学研修、9日目(最終日)の報告をお送りいたします。

 今朝は珍しく雨が降る中の集合、そしてホストファミリーとの別れです。涙を流す生徒もおり、こちらについてからは8日間と短い期間でしたが、ホストファミリーとの時間が濃密で貴重なものであったことを伺い知ることができます。またニコニコと集合してきた生徒の中にも「実は家を出る際に泣いてしまって今は大丈夫です」という生徒もいたり、「また絶対にきます」と力強いコメントをしたりする生徒もいました。ぜひコンタクトを取り続け、また自分の力で帰ってきて再会してほしいと思います。

             再会を約束して

 そしてホストファミリーと別れてからは、老人福祉施設に向かいます。ここでは苫小牧の紹介を代表2名の生徒からプレゼンをし、そして各々持ってきた交流ツール(折り紙・習字・けん玉・盤上のゲーム等)で交流を行います。ここには何と日本人のシンボリさんという方も入居されており、うれしい驚きとなりました。シンボリさんは横浜出身で国体に何度も出場されたバスケットボールプレイヤーであったとのこと、今回は特別に数名の生徒たちに入居されているお部屋まで見せていただきました。また他のオーストラリア人の入居者たちも最初は緊張感漂う日本人生徒たちにかなりぎこちない感じでの交流となっていたのですが、徐々に時間が経つにつれ、また途中全員で校歌を歌ってからは打ち解け、楽しく交流することができました。そもそも祖父母以外の老人年代の方と話す機会があまりない生徒も多く、英語でそれも慣れないご老人との会話に苦戦した様子でしたが、何とかトライしようという姿勢は確実に初日から成長していることが感じられ、頑張っている様子が印象的でした。

老人福祉施設にて

 午後は雨の降った午前中とは打って変わって青空広がる時間となりました。最後にゴールドコーストを満喫するため、皆でサファーズパラダイスに向かいました。ここは世界でも有名なビーチリゾートであるゴールドコースト観光の中心地。美しい真っ青な海と白い砂浜が広がります。ここではShane先生より修了証の授与が行われ、1週間の頑張りに対しそれぞれに労いの言葉をいただきました。そしてその後はビーチでのアクティビティで簡単なスポーツとサンドアート大会が行われました。どちらも最終日で疲れがあるはずなのに皆さん全力で参加し楽しんで、最後まで一生懸命なまま研修の締めくくりとなりました。

修了証授与式

ビーチアクティビティ