語学研修日記?!

語学研修のあれこれを掲載します!

オーストラリア語学研修事後研修会

 今日は、1月に実施したオーストラリア語学研修の事後研修会を行いました。

まずは写真を見ながら研修を振り返り内容を思い出し、その後に皆で「楽しかったこと・良かったこと」「好きでなかったこと・困ったこと」を出し合いました。

これが研修中に「楽しかったこと・良かったこと」

これが「好きでなかったこと・困ったこと」

                             ・・です。


   この後、各自がこの研修で学んだこと、研修後の自分の変化について文章にまとめ、発表し合いました。「簡単な英語でコミュニケーションができることに気づいた」、「自分の思ったことをはっきり伝えることが大事であることがわかった」、「日本は良い国であることを発見した」など、様々な意見が出されました。また、複数の生徒からは英語をもっと勉強して再度留学したいという言葉がありました。
 講師を務めた旅行会社の方からは、学生でいるうちは失敗を恐れずにチャレンジすること、人の意見に振り回されるのではなく自分で決めて人生を送ってほしいというメッセージをいただきました。
   この研修が、参加者の人生をより良い方向に変える転機となってくれることを願っております。

オーストラリア語学研修9日目の様子

 オーストラリア語学研修、9日目(最終日)の報告をお送りいたします。

 今朝は珍しく雨が降る中の集合、そしてホストファミリーとの別れです。涙を流す生徒もおり、こちらについてからは8日間と短い期間でしたが、ホストファミリーとの時間が濃密で貴重なものであったことを伺い知ることができます。またニコニコと集合してきた生徒の中にも「実は家を出る際に泣いてしまって今は大丈夫です」という生徒もいたり、「また絶対にきます」と力強いコメントをしたりする生徒もいました。ぜひコンタクトを取り続け、また自分の力で帰ってきて再会してほしいと思います。

             再会を約束して

 そしてホストファミリーと別れてからは、老人福祉施設に向かいます。ここでは苫小牧の紹介を代表2名の生徒からプレゼンをし、そして各々持ってきた交流ツール(折り紙・習字・けん玉・盤上のゲーム等)で交流を行います。ここには何と日本人のシンボリさんという方も入居されており、うれしい驚きとなりました。シンボリさんは横浜出身で国体に何度も出場されたバスケットボールプレイヤーであったとのこと、今回は特別に数名の生徒たちに入居されているお部屋まで見せていただきました。また他のオーストラリア人の入居者たちも最初は緊張感漂う日本人生徒たちにかなりぎこちない感じでの交流となっていたのですが、徐々に時間が経つにつれ、また途中全員で校歌を歌ってからは打ち解け、楽しく交流することができました。そもそも祖父母以外の老人年代の方と話す機会があまりない生徒も多く、英語でそれも慣れないご老人との会話に苦戦した様子でしたが、何とかトライしようという姿勢は確実に初日から成長していることが感じられ、頑張っている様子が印象的でした。

老人福祉施設にて

 午後は雨の降った午前中とは打って変わって青空広がる時間となりました。最後にゴールドコーストを満喫するため、皆でサファーズパラダイスに向かいました。ここは世界でも有名なビーチリゾートであるゴールドコースト観光の中心地。美しい真っ青な海と白い砂浜が広がります。ここではShane先生より修了証の授与が行われ、1週間の頑張りに対しそれぞれに労いの言葉をいただきました。そしてその後はビーチでのアクティビティで簡単なスポーツとサンドアート大会が行われました。どちらも最終日で疲れがあるはずなのに皆さん全力で参加し楽しんで、最後まで一生懸命なまま研修の締めくくりとなりました。

修了証授与式

ビーチアクティビティ

 

オーストラリア語学研修団台北に到着

 昨日ブリスベンを発った一行は、先ほど経由地の台北に到着しました。一行からの連絡を掲載します。
 
先ほど無事に経由地の台北に到着しました。なおこの後、千歳までの便も定刻予定となっており順調です。 生徒も皆さんお元気です。このまま順調に千歳でお出迎えの保護者の皆様に会えるのではないかと思います。

オーストラリア語学研修8日目の様子

 オーストラリア語学研修、8日目の報告を送ります。

 

 本日は小学生から高校生年代のバディたち12名とカランビンワイルドライフサンクチュアリへの訪問です。こちらの施設、日本語では動物園と呼ぶことも多いのですが、自然保護施設の要素が強く、オーストラリア固有の動物たちの展示はもちろん、野生動物病院・保護施設が隣接し、その様子の見学も一部ですが可能です。リハビリとして静養している動物も多く、保育園・幼稚園や小学校などこちらの若年層の自然学習としてもよく使われている施設となります。今日はこちらの施設でバディ数名と日本人生徒数名でグループを作り、様々な動物、そして園内で行われる各種ショーを見て回りました。

カランビン ワイルドライフ サンクチュアリにてバディと集合写真

 まずは全員でコアラを見てから、オーストラリアンペリカン(施設スタッフによる)のエサやり見学、そしてカンガルー・エミューには自分たちでのエサやり体験や、タスマニアンデビル・ウォンバット・ディンゴなど固有の動物たちを見学しました。バディの中には20回以上は来ているという生徒もいたので、基本的には案内をしてもらいながらの見学となりました。また全員で爬虫類(主にヘビ)・オーストリア固有の鳥(オウム・インコ・ペリカン・猛禽類等)・羊の毛刈りやアボリジニーなど、オーストラリアならではのショーも見学いたしました。初めて会うバディもいたため、最初はよそよそしさがあったのですが、だんだんと打ち解け、楽しそうにする様子が印象的で、だいぶ英語を使うこと、話しかけることへのハードルが下がり、精神的にも強くなってきたように感じます。

            コアラと記念撮影


            カンガルーの餌付け


            羊の毛刈りショー 


日陰で休憩兼交流(30度以上の気温)

 

アボリジニーショー後の記念撮影   アボリジニー文化のことを質問


 明日はいよいよ最終日、朝ホストファミリーと別れ、老人福祉施設を訪問し、午後は最後のゴールドコースト満喫ということで、ビーチでのアクティビティやショッピングの時間となり、夜、慣れ親しんだオーストラリアを離れます。ホストファミリーと過ごせる最後の夜を前に感慨にふける生徒もいました。ぜひこの後、最後の夜を楽しみ、悔いのない滞在にしてほしいと思います。

オーストラリア語学研修7日目の様子

 13日(月)、研修もいよいよ後半戦です。現地からのレポートを紹介します。
 
 2日間の土日を経て、生徒たちがどのような表情で登校してくるのか、ドキドキしながら待っていましたが、笑顔で登校してくる生徒たち、心配は杞憂に終わり週末にあった出来事をうれしそうに報告してくれました。「ショッピングセンターに連れて行ってもらった」「他のファミリーと一緒にビーチに行った」「映画館に行きました」「午前はビーチ、午後はのんびり」「ガーデニングをした」などなど、ファミリーと一緒に普段の生活を体験するのがホームステイ、何か特別なことがあったというわけではないのですが、それぞれのファミリーと思い思いの時間を過ごしたようです(ちなみにビーチにいくのはちょっと近所の公園に出かける程度の認識なのがゴールドコースト。羨ましい限りなのですが、ちょっとお散歩間隔でビーチに行った家庭が多かったようです)。生徒たちの日記には「一日全く日本語を使わなかった」「考え方が(良い意味で)変わってきた」等、何とか頑張っている様子や良い変化がみられるようになってきました。
 そして本日午前の前半はもう慣れた英語クラスとなりました。トピックはオーストラリアの動物についてでしたが、明らかに初日と比較し堂々とした反応となり、それもある程度理解(100%ではもちろんないですが)ができている様子が見られます。
 また午前後半はこちらで働く日本人からの講話ということで、ISAオーストラリア法人に勤務する垣本さんよりお話をいただきました。垣本さんは大阪で生まれ、大学卒業まで日本で育っています。そのため帰国子女ではもちろんなく、生徒の皆さんと同じように日本で教育を受け、それから英語を学んで今に至っています。垣本さんが1994年にオーストラリアに来て、25年以上を海外で暮らし得た経験、どう生きていくべきなのかのエッセンスを生徒の皆さんにお伝えしました。
 特に垣本さんは「目標をまず決めること」⇒ 「それに向けやり通すこと」やりたい・なりたいがわかれば逆算をし、行動することで夢をかなえることができることについて話をされました。ふらふらし決めずに(決まらず)に過ごしていくこともできてしまうし、それが楽であったりする、しかし先送りにせずしっかりと目標を定める、それに向けた行動をとることが重要だということを熱を込めての話となりました。
 さらにそれ(目標・なりたい自分)を公言することが実は近道になる。人に思いを伝えていくことは、それによって自分に好意的な立場の人間が手を差し伸べてくれることにもつながる。これに関して、垣本さんは英語で“express”という言葉を使っていましたが、発信する重要性も説いていました。発信の重要性は、程度こそ違えどこの研修中も多くみられる「周りの様子を伺ってしまい、自分の思いがあっても遠慮し黙ってしまう状況」の生徒たちにとっては、課題となっているものでもあったので、こちらで長年暮らし目標であったオーストラリアでの生活を実現する彼の言葉は響いたのではないかと思います。

 講演の様子            講演後に個別に質問

 そして午後はオーストラリア人バディが混ざってのアクティビティです。今日は6名の生徒が来てくれ交流を図りました。最初はぎこちない様子でお互いの様子を探っていましたが、ゲームなどを交え競争心が煽られると本気で取り組み始めるオーストラリア人の生徒たち、すぐに打ち解け笑顔、そして笑い声が絶えない時間となりました。今日はShane先生が仕掛けたゲームやクイズなどアクティビティで打ち解けることができましたが、明日はさらに4名ほどのバディが加わり、皆で一日、カランビン・ワイルドライフ自然保護区(≒動物園)を訪問します。英語クラスで学んだ動物のことを理解することはもちろん、仲良くなったバディや明日加わる新たなバディたちと、園内をめぐりながら、与えられたことを話すだけでなく、自分たちで話題を見つけ自由にトークも楽しんでほしいと思います。

       交流前半 ウォーミングアップ

       交流後半 笑いがたえません

オーストラリア語学研修5・6日目の様子

 11・12日(土・日)、生徒は終日ホームステイファミリーと過ごしました。その様子を紹介します。なお、ホームステイファミリーも一緒に写っていますので、写真の解像度を落としています。ご了解ください。

 

オーストラリア語学研修4日目

 本日(1月10日)もホストファミリーの送迎でスタディーセンターに集合してくる生徒たち。昨日よりも自然にコミュニケーションが取れているようで、笑顔が増えているように感じます。生徒たちが毎日書いている日記からも、落ち着いて聞いてみたら簡単な単語を選んで話してくれていることに気づき、気が軽くなったということ。またある男子生徒からは、なかなか表情には出せていないけど、楽しんでいますというコメントも。授業中や仲間がいるときは、まだお互いの表情を伺ったり、周りの反応を待ったりする様子も残っていますが、少し自信がついてきたのかリアクションは徐々に大きくなってきており、また自分一人の環境となるホームステイ先ではたくましく頑張られているようです。

  午前は昨日同様Shane先生の英語クラスから。アイスブレイクとしてゲームからスタートするのですが、ここでもホームステイ先で使える表現を織り交ぜてくれており、連想ゲームで「remind me of ~」の表現を使えば、「これはファミリーとの会話で使えるよ!」といった感じでヒントをくれたり、ウィンクなどの非言語コミュニケーションもゲームを通して学びます。ステイ先での会話やコミュニケーションの場面で使える表現がたくさんあったので、ぜひ生かしてほしいと思います。またアイスブレイクの後は午後訪問するボンド大学のこと、そして学生に何を質問したらよいのかなどを確認しました。

アイスブレイク

 

 そして午後はいよいよ大学訪問です。ボンド大学はオーストラリア初の私立大学で学生数は4000人程度と、こちらでの規模としては小規模な大学となります。しかしながらその教育レベルは高く、世界で最も優良な小規模大学の上位にも位置付けられています。ここではこの大学で学んでいる学生の案内でキャンパスを見学しました。ビジネス、医療、建築学、アートなどの学問別のビルはもちろん、カフェテリアや図書館など、5名の学生が来てくれ、ざっくばらんに質問などしながら見て回りました。途中、創立者2名の銅像を見学したグループからは、日本人(高橋治則氏)が創立者の一人ということがわかり驚嘆の声があがります。ここへ案内してくれたブラジル人留学生からは、日本人とも縁が深く、それ故に日本人留学生も多いということを説明いただきました。生徒たちも本格的な留学ということはあまり考えたことはなかったようですが、この美しいキャンパス、そして環境には感動し、憧れも持ったようです。またさらに自分と同じく第二言語として英語を学んだはずの留学生の流暢な英語にも驚いていました。自分と少ししか年が変わらない大学生たち、目標を持って学ばれている姿勢はきっと生徒たちにも響いたものと思います。

ボンド大学にて

 

 明日・明後日は生徒たちお待ちかねの休日となります。帰りの駐車場でビーチに行こうと計画を練っている姿も見られましたので、各々ホストファミリーと良い時間を過ごしてくれるものと思います。また月曜日にさらに交流を深め自信をもった生徒たちに会えるのを待ちたいと思います。

 それでは本日の報告は以上とさせていただきます。

(次の報告は月曜のプログラム終了後となります)

オーストラリア語学研修3日目

1月9日(木)の語学研修の様子がレポートが届きました。

 本日より本格的な研修がスタートします。まずはホームステイ先がどうであったか、しっかりとコミュニケーションが取れているのか心配しながらスタディーセンターで皆の到着を待っていると、続々と生徒たちがホストファミリーの車で登校をしてきます。最初に到着した生徒に昨晩どうであったか話を聞くと「すごく優しくしてくれて安心した」とのコメント、さらに「今朝はビーチに連れて行ってくれた!」とのこと。オーストラリアのファミリーは夜が早く、その代わりに朝早くから活動を始める家庭も多いため、登校は8時なのですが、その前から早速”ゴールドコースト”を満喫できたようです。ちなみにスタディーセンターから5分くらい車で移動すると美しいビーチが広がります。

スタディーセンター外観

近隣のビーチです

 また他の生徒たちからは「楽しくて仕方がない」「何を言っているのかわからなかったけど、何とかなることはわかった」「ホストシスター・ブラザーの言っていることが早すぎてわからなかった…、でも大人はゆっくり話してくれて何とかなる」など前向きな意見が多く、ほっと一安心です。もちろんまだコミュニケーションに苦労している生徒が多いのも事実ですが、一晩を経てファミリーとの絆も少しずつですが生まれてきている様子なので、徐々にリラックスして会話も増えていくのではないかと思います。
 さて集合してからの研修はというと、1日コミュニケーション向上のための英語授業です。主なトピックはホストファミリーについて、オーストラリアに関して、そして明日訪問するボンド大学での大学生との交流に関してなど多岐にわたります。ホストファミリーとすぐに使える表現なども含め進めていただきました。楽しいゲームやアクティビティ、そしてペア・グループワークなども多々ありましたが、到着翌日でまだ疲れが残る中での1日座学中心の授業。生徒たちも頭をフルに使い、へとへとといった様子でした。しかし明日以降、授業はもちろんありますが、大学や老人施設への訪問や同年代バディとの交流も入り、より実践的にそして自然に英語を使うチャンスが増えます。今日はまだ他の生徒の目が気になり、発言が上手くできていない状況も見受けられたため、もっと思い切って自分が感じたことを口に出してみるとよいということ、失敗しても問題ないということをお伝えしました。これを受けまた明日どんな成長が見られるのか、またホストファミリーとのコミュニケーションが昨日と比べどうなるのか、期待しながら見守りたいと思います。

語学研修1・2日目の様子

 いよいよ本格的に語学研修がスタートしました。現地からのレポートをお届けします。

 オーストラリア語学研修、ゴールドコーストより初回(1月7日及び8日)の報告をします。 

出発時は多くの先生方、保護者の皆様にお見送りをいただきまして誠にありがとうございました。その後、台北へのフライト、そして乗り継いでブリスベンまでのフライトともにほぼ定刻でオーストラリアへ到着することができました。ブリスベン空港到着の際は、最初の関門になるかと思われた入国審査も、16歳以上は機械でのチェックのみで特に質問もなく、また15歳(15歳以下の生徒さんは別のレーンに通されました)の生徒さんも、入国審査官のチェックはあったのですが、質問もほぼなくさっとパスポートのチェックのみ。身構えていた生徒たちには拍子抜けするような入国となりました。

  そして到着後はこれから8日間お世話になるShane先生に迎えられ、早速真夏の(到着時は30度ほど)ブリスベンの街に繰り出しました。まずはサウスバンクでお昼御飯、各自思い思いの食事にチャレンジをしました。そしてその後は、クイーンズランドミュージアムです。滞在時間こそ短かったのですが、ワークシートを渡され、班ごとに調べ物をしながら館内を見て回りました。オーストラリアで見つかった恐竜の化石から、クロコダイルやカンガルーのはく製など今もオーストラリアで暮らす動物関連の展示まであり、到着直後で疲れているはずでしたが、笑顔で展示物を見る様子が印象的でした。またその後はブリスベン市外が一望できるマウントクーサに行きました。Shane先生からはクーサという名前はアボリジニーの言葉で「はちみつ」という意味で、先住民にとって重要な場所であったという説明も織り交ぜていただきながら、少し文化や歴史にも触れながらの訪問となりました。

  そして本日最後にして最大のイベント、ホストファミリーとの対面です。ブリスベン市内からゴールドコーストに移動し、スタディーセンターに到着すると大勢のファミリーたちが待ち構えています。バスから降りると早速ファミリーと対面、そしてステイ先に向かいました。かなり緊張した様子の生徒も正直いましたが、ファミリー達には笑顔があふれておりましたので、こちらも安心し生徒たちを送り出せました。また明日ファミリー宅での様子を生徒たちから聞くのを楽しみに待ちたいと思います。

クイーンズランドミュージアムにて

マウントクーサにて

待ち構えるファミリー達(上) と対面(下)

研修団、オーストラリアに到着

 遅くなりましたが、昨日のブリスベン到着のレポートが届いていましたので報告します。

ほぼ定刻でオーストラリア ブリスベン空港に到着いたしました。生徒は少し疲れが見えるものの体調不良者はおりません。

  これからブリスベン市内の簡単な見学、そして、ゴールドコーストに移動し、ホストファミリーとの対面となります。